みちのく津軽ジャーニーランのコース解説③亀ヶ岡遺跡~鰊御殿

みちのく津軽ジャーニーランのコース解説③亀ヶ岡遺跡~鰊御殿

こんにちは。

今回は、

みちのく津軽ジャーニーランのコース解説③亀ヶ岡遺跡~鰊御殿

というテーマです。

この記事では、青森県弘前市から津軽一円を走って旅するみちのく津軽ジャーニーランという大会のコースについて解説しています。

みちのく津軽ジャーニーランに関する記事は下記です。

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マップの左上の矢印つきボタンを押すと、スポットの一覧が出ます。

純粋にチェックポイントとレストポイントのみの地図が欲しい方もいると思うので、そちらについては下にアップします。

第4回みちのく津軽ジャーニーラン263K Googleマップ

なお、2020年3月でルートラボのサービスが終了するということですが、こちらのGoogleマップをスマートフォンを介してGoogleマップのアプリで立ち上げると、ルートマップに自分の現在位置が反映された状態で閲覧することができます。

チェックポイント一覧(2019年第4回)

第4回みちのく津軽ジャーニーランチェックCP/AS/RP

前回はスタートから鰺ヶ沢までだったので今回はそれ以降で、

  • コースとその近隣
  • エイド
  • お役立ちポイント
  • その他プッシュしたいポイント

などを挙げていきたいと思います。

64.6km地点 C/P3:A/S 亀ヶ岡遺跡

少なくなるコンビニ

ローソン鯵ヶ沢駅前店の次がローソン森田店、その次のコンビニがファミリーマートつがる車力店と、弘前を出発して鯵ヶ沢以降の中泊町に戻ってくるまでほとんどの区間でコンビニが少ないあるいはコンビニ間の距離が長いということは、参加される方は事前調査していたり、過去の大会から経験されていると思います。

また、以前はあったコンビニの店舗がなくなったりなどということもあるので、そういった情報なども可能な限り随時更新していきたいと思います。

この記事の区間では、ローソン森田店・ファミリーマートつがる車力店の2店舗で、この次はファミリーマート小泊店までかなりの区間でコンビニがなくなってしまいます。

幸いこの区間に関しては、途中で鰊御殿で補給ができますが、他の区間でコンビニがしばらくない区間ではエイドや途中のコンビニや商店での計画的な物資補充が必要である場合が多くあります

西北五は風が強い場所が多い

みちのく津軽ジャーニーランのコースとして、津軽地方一帯を広くコースにしているのですが、その中でも大きな割合を占める「西北五地方」と呼ばれるエリアがあります。

青森県の北西の西津軽郡・北津軽郡・五所川原市の頭文字をとったもので、おおむね風が強い地域です。

そしてローソンを左折してから亀ヶ岡遺跡までのほぼ道なり一本が体感的に長く感じるのと、強風ゾーンというのが特徴です。

西北五地方では、五所川原市金木では地吹雪ツアーが開催されたりなど、おおむね強風な場所とおおむね強風な日が多いというのが特徴で、五所川原や鶴田町以降の国道339号線のレースコースで歩道沿いに見られる鉄の土台のようなものは防風柵の土台部分です。

この防風柵がなければ、吹雪いた日に視界不良となって走行中の自動車がちょいちょい田んぼに転落します。

もちろん柵があっても見えない日は見えないし、落ちる車は落ちます。

画像引用元 津軽の冬景色・地吹雪ほか

ちなみに北津軽郡は中泊町までで、今別町を挟んで飛び地となる外ヶ浜町の龍飛崎から飛んだ先の同じく外ヶ浜町のレストポイントであるふるさと体験館までは東津軽郡となります。

あんな津軽半島の北のどてっぺんですが龍飛崎は東津軽郡です。

交通機関の量と頻度の多い少ないを隔てるライン

64.6km C/P3:A/S 亀ヶ岡遺跡

まだまだ序盤60km過ぎになりますが、以前の200Kの頃は早期のリタイアを視野に入れる場合、比較的楽に自力で帰りやすい範囲がCP2の日本海拠点館館からこのCP3の亀ヶ岡遺跡あたりまででした。

200Kの頃は、朝スタートということと黒森山を経由していたということから、鰺ヶ沢のCP到達の頃で60kmくらいになっていることと、時間帯的にも午後ということで、比較的待たずに鰺ヶ沢から交通機関を利用して帰ることができました。

263Kの場合は夕方スタートで鰺ヶ沢通過が40km程度ということもあり、まだまだ元気だということと、鰺ヶ沢や亀ヶ岡の頃だと深夜なので帰りようがないという状況だったりします。

屏風山のメロンとスイカ

CP2の日本海拠点館から海岸沿いを走って行き、国道101号線をつがる市木造方面へ道なりに走って行くと、メロンロードと呼ばれる通りを交差しつつ沿道にメロンやスイカなどを販売しているお店があったりします。

つがる市の西側では屏風山というメロンやスイカの生産地があり、つがる市におけるメロンの作付面積は青森県の全作付面積の7割といわれています。

つがるメロン | 青森のうまいものたち

スイカ | 青森のうまいものたち

またスイカにおいても屏風山地域が県内の全作付面積の8割を超す面積だということで、スイカとメロン共に近隣で積極的に地物のメロンが販売されています。

つがる市の屏風山地域の砂丘地域では、その水はけの良さと昼夜の寒暖差が大きいことからメロンやスイカの栽培に適しているということで、ブランド化された品種が生産されています。

ちょうど津軽ジャーニーの大会時期の7月には収穫や出荷の時期と重なっているようで、国道101号線沿いの販売所や近隣の道の駅などの産直コーナーなどでは賑やかに販売されています。

スイカやメロンというと比較的高価なものというイメージがありますが、産直コーナーに足を運ぶと、形や大きさが規格から外れるものがびっくりするような価格で販売されていたりして、お得にメロンやスイカをゲットすることができる場合があります。

余談ですが、屏風山が地元の人とお話をする機会があって、スイカとメロンは買ったことがないという話をしていて、おそらく親戚や近親者にそういった人が多い環境なのだと思います。

同じ人がおっしゃっていましたが、道路沿いの直売所で

弘前近隣の人が近親者に誰かしらりんごの関係者がいて、比較的りんごを入手しやすい環境と同じような感覚なのではないかと思いました。

史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡

亀ヶ岡遺跡のCP/ASというと、大きな土偶が目印です。

青森県西部、津軽半島岩木川左岸の標高7~18m程度の丘陵(亀山地区)と、これを挟み込むように位置する標高3~4m程度の北側と南側の低湿地(近江野沢地区・沢根地区)にまたがって所在している縄文時代晩期(紀元前1,000年~紀元前300年頃)の低湿地を伴う集落遺跡です。

史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡
 [かめがおか せっきじだいいせき]

亀ヶ岡文化と呼ばれる、さまざまな供献品・副葬品をもつ土坑墓による墓域や、造形的に優れた土器や土偶と植物製品、ヒスイ製の玉類などの縄文時代晩期の文化が形成されていたことがわかる遺跡となっています。

この地域で出土した品物などは、県内の遺跡資料館などで展示されていたりしますが、実は第2回大会のレストポイントだった十三湖中の島ブリッジパークの市浦歴史民俗資料館においても展示されています。

中の島ブリッジパークも、その向かいのパーキングスペースの売店群もほとんどのランナーが営業時間にかち合わないということで、通り過ぎるのみとなってしまう人が多いのですが、中の島ブリッジパークにある市浦歴史民俗資料館では十三湊遺跡や安東氏に関する展示が充実しています。

売店でも十三湖ならではのしじみに関する食事などもあったりして観光客などの立ち寄りスポットとして機能しています。

安東氏の意外なジャーニーランつながり

ちなみに、このあたりでは鎌倉末期から南北朝時代にかけて、安東氏が拠点を置いていたということもあり、中の島の資料館では安東氏に関する資料や展示などもあります。

さらに余談ですが安東氏はその後いろいろ経て、秋田氏へと名を変えて福島県のうつくしま、 ふくしま。ジャーニーランのゴールである郡山駅付近からキロ6で80分程度の距離の場所にある三春城(城山公園)に拠点を移しました。

みちのく津軽・うつくしま、ふくしま。の両方のジャーニーランに参加される方は、ジャーニーランつながりでそんなことも片隅に起きつつ走ると、レースのちょっとしたアクセントになるかもしれないと思います。

遮光器土偶(しゃこうきどぐう)

亀ヶ岡遺跡のシンボルとして津軽ジャーニーランに参加するランナーにとってはおなじみの遮光器土偶ですが、つがる市では積極的にPRされていて「しゃこちゃん」として親しまれています。

【縄文の里】つがる市の巨大アイドル土偶「しゃこちゃん」に会いたい

しゃこちゃんどらやき

しゃこちゃん温泉

しゃこちゃんマンホール

または木造(きづくり)駅には大きなシャコちゃんもいたりなど。

JR五能線木造駅|青森県観光情報サイト アプティネット

この駅のしゃこちゃんの目は、以前は電車が来ると光っていて通称「いらっしゃいビーム」と呼ばれていたそうなのですが、子供が怖がるということで現在は自粛しているとのことです。

中でも、1887(明治20)年に沢根地区から出土した左脚を欠いた大型土偶(国重要文化財)は、その眼部の表現が「遮光器土偶(しゃこうきどぐう)」の名称の起こりとなったことで知られ、日本の縄文文化を代表する遺物として位置づけられており、土器とともに海外でも高い評価を得ています。亀ヶ岡遺跡における遮光器土偶をはじめとする土偶の製造は、縄文文化の要素である祭祀・儀礼、定住社会の実態をよく表しています。日本の縄文文化を代表する造形美を有し、特に精緻な文様や漆による赤彩などがある精製土器に代表される「亀ヶ岡式土器」は、縄文土器造形の極致とされています。

史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡
 [かめがおか せっきじだいいせき]

実は個人的に博物館や資料館に行くのが割と好きだったりして、遮光器土器などは見る機会がよくあり、目つきもぼくと似ていることからそれなりに親近感を感じていたりもしています。

2019年に亀ヶ岡遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」 としての世界遺産への推薦が決定したことで、2021年の世界文化遺産への登録審査・決定を目指している段階で、非常に楽しみにしている反面、まだ見学に行けていない場所が多くて忙しくなりそうです。

北海道・北東北の縄文遺跡群を世界遺産に!|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

見かける地名の『萢』の字

これは本当にレースには一切関係のない話なのですが、津軽にはいくつかの『萢』という漢字が入る地名があります。

  • 後萢(うしろやち)(青森県青森市)
  • 横萢(よこやち)(青森県北津軽郡鶴田町)
  • 姥萢(うばやち)(青森県五所川原市)
  • 富萢町(とみやちまち)(青森県つがる市)
  • 芦萢町(あしやちまち)(青森県西津軽郡鰺ヶ沢町)
  • 萢中(やちなか)(青森県弘前市)

いずれも「やち」と読むので、個人的になじみのないもので以前から気になっていました。

せっかくなので調べてみると、湿地帯などの意味をもつ漢字という意味合いがあるということがわかりました。

言われてみるとコースから少し外れますが、つがる市にはベンセ湿原があったなと思い、やはり土地を表す漢字を地名にしていると考えると奥の深さを感じます。

余談ですが、故ムッシュかまやつ こと かまやつ ひろしさんの本名は 釜萢 弘 で、釜萢の由来とはなんだろうと思いこれも調べてみると

のような低湿地から。 青森県北津軽郡鶴田町瀬良沢に江戸時代にあった。 同地では青森県弘前市和徳町で戦国時代に釜萢堰を築いて称したと伝える。 青森県弘前市長坂町では戦国時代・安土桃山時代・江戸時代の武将である津軽為信から賜ったと伝える。

「釜萢」さんの名字の由来、語源、分布。 – 日本姓氏語源辞典・人名力

ちなみにムッシュかまやつさんは東京出身で、お父上のディーブ釜萢さんについてググってもとくに青森とのつながりはわかりませんが、ムッシュかまやつさんと森山良子さんが従妹だということだけはわかりました。

ベンセ湿原は、標高約20m、面積約23haの広さの津軽国定公園を代表する湿原の一つです。
湿原は6月上旬にはニッコウキスゲの群落で黄色に彩られ、6月下旬頃になると、ノハナショウブの群落で野は黄色から紫へと彩りを変えます。他にもさまざまな植物が咲き競うこの花園は日本自然百選に指定されています。

ベンセ湿原|青森県観光情報サイト アプティネット

92.5km地点 C/P4:A/S 鰊御殿

263Kの部で92.5km、177Kの部で95.3km地点の鰊御殿。

実は五所川原市で旧市浦村

実はこのエリア、五所川原市の飛び地で旧市浦村になります。

市浦村は、岩木川が流れ込む十三湖に面した村で、四つの浦(相内、脇元、十三、太田) が合併して四浦村という名称になるはずでしたが、四が死を連想させるものとして縁起が悪いと考えられたため、あえて市浦としたとされています。

ちなみに、200Kや177Kでお世話になる相内のローソンは残念なことに閉店してしまったとの情報です。

2020年のコースでは相内地区はたぶん走行しないとは思うのですが一応。

旧市浦村の脇元地区はかつて鰊漁がさかんに行われていた場所で、昭和20年頃からこの地区における鰊漁は衰退していくということで、鰊漁で生計を立てていた人たちは北海道へ移っていったということです。

現在、脇元地区にあるみちのく津軽ジャーニーランでもお世話になっている鰊御殿は復元されたもので、当時のものではありませんが建造物の雰囲気や展示されている漁業に使われていた品物などから歴史を偲ぶことができます。

着替え・食事・休息に手荷物受け取りにシャワーも

ここまでくると、けっこう来たという実感と大会スタッフの暖かいお迎えで一定の達成感を得ることができます。

ここまでのエイドステーションとは違い、軽食よりもしっかりした食事をテーブルと椅子でいただくことができることと、順番待ちになりますがシャワーを浴びることができ、スタートで預けたドロップバッグの荷物を受け取って着替えや荷物の補充交換が可能です。

ナンバーカードが煩わしい

着替える際に、煩わしいと感じたのがナンバーカードの脱着で、何もしらない初期は安全ピンでしっかりとめていて、もちろんその方が取れたりしにくくていいのですが、着替えなどのときに煩わしいことと、安全ピンと汗でシャツに錆がつくというのがネックだと感じました。

こういった大会にたくさん出ている場慣れした方たちは、ベルトにナンバーカードをホチキスか何かでつけて脱着を簡単にしていたり、あとは便利アイテムとしてナンバーカードホルダーなどもあります。

画像のナンバーカードホルダーはウエストポーチとしても使用できるので、ナンバーカードを装着しつつジェルやすぐに出す小さな荷物などを入れておくことができて非常に便利です。

着替えやナンバーを外したい場合はベルトを外すだけなのでストレスフリーという点でもおすすめ。

商品によっては、ドリンクホルダーもついているタイプもあれば、逆にベルトとナンバーカードホルダーとしての役割のみのアイテムもあったりして、必要性を感じる人は個人の用途に合わせて品物を選ぶといいでしょう。

飯が異常にうまい

鰊御殿でぼくが一番楽しみにしているポイントとしては、やっぱり食事だと即答できます。

休めることもいいのですが、鰊御殿のスタッフの方が暖かく迎えてくれることと、おいしい食事が最高です。結局食べ過ぎて少し横になったりするのですが。

美子ちゃんカレーや、弘前の虹のマート内のハマダ海産さんに毎年お世話になっている筋子、しじみ汁などさまざまな美味しいエネルギー源が90km走って消耗した体に染みわたります。

エネルギー補充と休養を経て力を取り戻した体で、この後の津軽の像~龍飛崎のコース上における最難関ともいえるコースに挑むことになります。

というところで、続きは次回にさせていただきます。

いつもレースに関係ない要素で大変申し訳ないのですが、長い旅路のジャーニーランということで、コースや土地の情報や背景がざっくり入ってると退屈な場所でもアクセントになるかもしれないということで、お許しいただきたいと思います。

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