夏のマラソンが走りにくい気温と湿度と酸素の関係

夏のマラソンが走りにくい気温と湿度と酸素の関係

こんにちは。

今回は、

夏のマラソンが走りにくい気温と湿度と酸素の関係

というテーマです。

今、暖冬とはいえ冬なのであまり関係のない記事テーマで、しかも酷暑ランの代名詞的な存在である北海道マラソンも2020年は中止ということで、あまり需要はなさそうなテーマです。

とはいえ、秋冬の大会をいい感じの走りで好記録を出すことを考えたとき、やはり夏のランニングは無視できない要素のひとつだったりもします。

また、夏の大会も各地で行われていて、そういった大会に参加することもまたマラソンの楽しみ方のひとつでもあります。

夏のランニングの走りにくさ

これについては皆さん言われるまでもないと思いますが、経験則として走りにくいというのは身に染みて分かっていると思います。

気温とマラソンについては以前にいくつか記事にしているので、興味があれば下記の記事もご覧下さい。

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夏の温度と湿度と酸素

では本題に入って、夏の温度と湿度と酸素と走りにくさについて触れていきたいと思います。

上記リンクにもあるように、温度つまり気温とマラソンについては繰り返しになりますが何度か触れてきました。

気温が低い状態に比べて、高い状態のほうが深部体温や冷却効果的な部分において低気温よりも活動限界が早く訪れるといった感じで走力にとってマイナスとなるということです。

今回は、この夏の気温に湿度と酸素を絡めて、マラソンの話にしていこうと思います。

マラソン持久力と酸素

マラソンに限らず、あらゆるスポーツでは酸素は必要不可欠なものですが、ことマラソンのタイムや走力においては酸素は重要なのではないかと思います。

最大酸素摂取量(VO2max)といった酸素を取り込む能力が、マラソンのタイムや走力を形成する上で大きな要因となっています。

下記は個人的に勉強させていただいている自転車競技についてのサイトの引用文となりますが、VO2maxの重要性についてこのように記述してあります。

ちなみに下記リンクの他の記事についても自転車をやってないランナーにも非常にためになる記事がたくさんあります。

持久系スポーツの競技中に勝敗を分けるような局面では、酸素摂取量はVO2maxの極限に近づきます。持久系のスポーツでは、大部分の時間がVO2maxよりも低いパーセンテージに留まります。しかし、VO2maxの値が最も高い選手がレースに勝つことが多い傾向にあります。

https://www.jitetore.jp/contents/fast/list/ftp/201802080632.html

気温と気体と酸素

気温とマラソンについては何度も書いているとおり、ざっくり暑いと走りにくく寒いと走りやすいという話になります。

それは気温と深部体温と活動限界などといった話がひとつの要因として記事を書きました。

今回はまた別な切り口で考えていきたいと思います。

冬場は夏に比べて車の燃費が悪いなどといった話があります。

これは気温の上下によって同じ体積における気体の密度つまり酸素の密度が変化が一因として考えられています。

どういうことかというと、車の燃費は排気管のO2センサーで検知した残存酸素(燃え残った)の量によって燃料の噴射量が変化しています。

で、なぜ冬に燃費が悪いのかというと、冬場は気温が低いことから夏場に比べて同体積における気体の密度が高くなります。

袋に入ったパンをレンチンして袋内の温度が上がると袋が膨張して、袋の中の空気の温度が下がると袋の膨張が戻ることからイメージできると思います。

つまり気体の密度が高いと排気管のセンサーが酸素が多いと検知して、それによって燃料が多く噴射されます。

もちろん、それだけでなくタイヤやいろいろな要素が燃費には関係しているのですが、車の燃費の話は本題ではないので、酸素の密度の話がイメージしていただけたらそれで問題ありません。

暑いと息苦しい?

圧力が同じ状態での気体の体積は温度に比例することになります。

気温が高くなると気体の体積が大きくなって、一定の空間内の酸素の量が変化するということになります。

気温が0℃と30℃では一定空間内の酸素の量が約10%低下することになります。

冬のレースは0℃とまではいきませんが、それに近い気温でレースが開催されることを考えると、夏と冬のレースでは温度や体温以外にもレースを難しくする要因があるということになります。

参考記事
https://mimirswell.ggnet.co.jp/blog-251
http://skypen.blue/150421243-html/

酸素を摂取する能力として、最大酸素摂取量(VO2max)が高くても肝心の酸素が少なくなっていると結局のところ酸素の供給量が低下して運動パフォーマンスもそれにともない低下するのではないかと考えます。

ではどう走るのか

暑い日のランニングやレースにおいて走りにくい要因として

  • 体温が上がりやすい
  • 体温が下がりにくい
  • 心拍数がより上昇しやすい
  • 酸素供給量が低下する

といったことがあるということになるのですが、これに対してできることはどういったことがあるでしょうか。

  • レース中の冷却
  • レース前のプレクーリング
  • 冬場のレースと同じペース感で走らない
  • 水分補給

結局いつもと同じところに着地してしまうことになります。

とはいえ、走りにくい要因やペースを上げにくい要因が分かっていれば、対処が可能だったり、NGなことは避けるなどの対策が可能になります。

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