こんにちは。
今回は、
家庭用トレッドミルのメリットとデメリット
というテーマです。
どういうことかというと、
普段の練習記録のインターバルトレーニングについての記事でも書いているとおり、僕の普段のトレーニングは現状トレッドミルによるインターバルでのスピード練習が主要な練習メニューです。
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このように、主要なトレーニングをトレッドミルで行なっているのですが、このトレッドミルは家庭用のマシンとたまにジムのマシンを併用しています。
トレッドミルの便利な部分については、 練習2019/09/03トレッドミルの勧めと連日インターバル でも記述していますが、ペースや心拍数を維持管理しやすい以外にも、天気や気温などの外的要因に左右されたりして中止などになることなく、淡々と予定通りにトレーニングを積み重ねることができるというのが非常に大きな強みです。
今回はトレッドミルのトレーニング上のメリットや、コストや設置場所などのデメリットなどを書いて、トレッドミルに興味のある人の参考になればと考えています。
トレッドミルのメリット

なんといってもトレーニングの質
これについては何度も書いていますが、トレッドミルはスピードを設定してそのスピードでベルトが回り続けていて、そのベルトを走ることになります。
これは主観かもしれませんが、ロードやトラックで自分一人でスピード練習をしようと試みると、その日のコンディションやメンタルなどで決めたペースから簡単に落としてしまうことがあります。
トレッドミルでも自分でスピードを落とせば一緒じゃないかという意見もあるかもしれませんが、自分でボタンを押してペースを下げないかぎりスピードは下がらないので、出来る限り粘ることもできます。
スピードの微調整
スピードを微調整できるのもトレッドミルの強みです。
どういうことかというと、例えばトレッドミル上でインターバルトレーニングを行なって本数をこなしていると、同じペースを保つのが苦しくて困難になったり、前の1本と同じペースでも脚が動かなくなってきたりします。
ロードやトラックのインターバルだと、消耗して疲労してくると勝手にペースが落ちて上げられなくなってくるのですが、インターバルトレーニングの本質はペースを維持することよりも目標の心拍数を維持することなので、目標心拍ゾーンを維持して走り続けるのに適したペースを微調整することができます。
これによって、疲労してからでも高いトレーニング効果を得るための負荷をかけることができます。
天気や気温に左右されない
これについても毎回挙げていますが、とても大事な要素です。
たとえば、今日はポイント練習の日だから仕事終わったらインターバル走やるぞと思っていたら、夕方から土砂降りになってモチベーションが下がるというのはよくある話ではないでしょうか。
暑すぎるとか寒すぎる、雨や雪などさまざまなやりたくなくなる理由を天候はつくってくれます。
雨や雪とか暑すぎるような環境でも、トレーニングができないことはないとは思います。
現にどんな天候や環境でも決めたメニューは確実にこなす人もいるはずです
しかし、みんながみんな鉄の意志を持ち合わせているわけではないとも思います。
屋内でも暑い寒いはありますが、屋外ほど外的要因に左右されることはありません。
僕が住む青森県の津軽地方では、冬はそこそこ雪が積もり、ほぼ毎日のように降雪があります。
そういった環境の中での屋外でのジョグは可能ですが、スピードを伴うインターバルトレーニングなどのスピード練習はすべるし視界も悪い屋外環境では非常に危険です。
そんなとき、室内でのトレッドミルの環境があれば、雨だろうが雪だろうが高温だろうが屋内環境でのトレーニングなら安心してスピードを出すことができるようになります。
トレッドミルのデメリット

けっこう退屈
僕がトレッドミルで主にインターバルトレーニングしかやらなくなった理由は、トレッドミルでのジョグは退屈だからです。
淡々と変化の無い走行は、音楽や映像で気を紛らわせようとしてもそれなりに退屈を感じます。
そこで、強度の高いインターバルトレーニングをやるようにしたところ、一生懸命走らなければいけないためか、退屈にまで気が回らなくなります。
これは自分的に大発見だと思い、それ以来はトレッドミルでのランニングは強度の高いものが主体となりました。
徐々にペースを上げるビルドアップ走も、徐々に集中力を作っていけるイメージでトレッドミルでのトレーニングとしてはいいと考えます。
もちろん高強度のペース走もおすすめです。
電気代がかかる
意外とバカにできないのがトレッドミルの電気代です。
僕が家に置いているトレッドミルは、家庭用の1馬力のタイプですが、トレッドミルのみで月間走行距離を200~300kmこなすと、正確ではありませんが2000円以上は電気代が上乗せされると思います。
電気代の通知書を見てみると、前年の同月から見て2000円以上料金が高くなっていて、変化点はトレッドミルしかないことから、たぶんそうなんだと思います。
騒音がうるさい
割とまじめにうるさいです。
部屋が狭いというのもあって、音の反響もあるとは思いますが、家族が外から家に帰ってきたときに
「めっちゃ外まで音聞こえる」
と言われます。
アパートなどではおすすめできないかもしれません。
だいぶ前に知人が、自宅のマンションにトレッドミルを設置したという話がありました。
結構な高額の機種だったと思いますが、トレッドミルの騒音で上下階と隣近所にご迷惑をかけるかもしれないと思い、事前に近隣の部屋に挨拶に回って一応の承諾を得た上で走ってみたところ、とてもじゃないけどうるさすぎて承諾がとれていても迷惑で走れないと言って自宅トレッドミルを諦めて処分したという話がありました。
僕は音をあまり出したくないので、靴下で走っていたら足の甲が腱鞘炎になってしまって
場所とりすぎて邪魔になる

僕の家にあるトレッドミルの寸法画像なのですが、それと別に走行状態での寸法が下記です。
本体サイズ/長さ: 162×高さ: 133×幅: 67.5cm
一応、畳一枚分に収まるサイズではありますが、高さもあったりしてそれなりに存在感があります。
使わないときは画像の右側のように折りたたむことができます。
確か8畳の部屋に置いていて、日常の生活ではあまり使わない部屋なのであまりに気にならないですが、部屋の広さによっては圧迫感を感じるかもしれません。
トレッドミルの種類は
僕が使っているトレッドミルはこちらで
イグニオ(IGNIO) 電動 ランニングマシン トレッドミル R-16S (ルームランナー ウォーキングマシン)
もうAmazonでは取扱いがないようで、同機種は購入することができません。
購入はできませんが、同様のモデルの参考までに特長をAmazon同商品のページから引用します。
【特長】
■ 足・膝への衝撃を最小限に抑える振動吸収機能搭載
■ 便利な手元ボタン: スタート・ストップ、速度調整
■ パルスセンサー搭載: 心拍数を計りながら効果的な運動が可能
■ 速度調整: 1.0~16km/h
■ キャスター付きで移動もラクラク、楽に折りたため省スペースで収納可能
■ カップホルダー付き
■ 本体サイズ/長さ: 162×高さ: 133×幅: 67.5cm
■ 走行面/長さ: 113×幅: 40cm
■ 梱包サイズ/170×74×34cm
■ 傾斜/手動3段階(0゜1.5゜3.0゜)
■ 速度/1.0~16.0km/h
■ 重量/58kg
■ 部分組立
■ デジタル表示板 1.速度 2.時間 3.距離 4.消費カロリー 5.心拍数
ちなみに、同モデルが時速16km(3分45秒/km)ですが、最高速度が時速12km(5分/km)のJ-12が¥51.600となっているので上記のR-16Sはもう少し高かったはずです。
僕はというと、とても運が良くてメルカリで近所の人が取りに来てくれるなら1万円でという売りが出ていたので速攻で飛びつきました。
家庭用トレッドミル購入で気にしたいスペック
トレッドミルなら何でもいいかというとそうでもなく、安ければいいというわけでもないようです。
例えば最高速度やモーターの馬力などいくつか気をつけておきたい点を挙げておきます。
最高速度
自分の走力より明らかに下回る最高速度だとジョグにしかならず、個人的に退屈でやめてしまいそうな気がします。
モーター馬力
モーター馬力が低いと、着地の瞬間にローラーが少し止まってしまったりします。
僕は特に体重があるので、馬力が低いとちょっとローラーが止まるような感触がありますが、傾斜をつけるとトレーニングになる上に、ローラーがスムーズに動くようになります。
ここで紹介しているトレッドミルのモーターは2馬力でしたが、下記のトレッドミルでは4馬力です。
100万円以上する施設用のトレッドミルではそれ以上の馬力の製品もありますが、それに応じて価格と電気代がかかると思われます。
ローラー寸法
ローラー寸法が小さいと、ローラーが狭いということになり、その分だけ運動できるスペースが狭くなってしまいます。
これもまた価格に比例しますが、スポーツジムなどの施設用のトレッドミルは広く快適ですが、その分お値段がそれなりにします。
連続使用時間
家庭用のトレッドミルやエアロバイクなどの注意書きによく記載されているのが連続使用時間です。
連続使用時間を超えても使用できないことはありませんが、製品の寿命を考えると守った方が得だといえます。
まとめ
このように、ここまでトレッドミルのメリットとデメリットを挙げてきました。
練習の強度面でも、トレッドミルの環境面においてもいい点もあればそうでない点もあります。
家庭用にトレッドミルを導入するのは環境的に難しい場合もありますが、その場合はジムなどを利用すればトレーニングにトレッドミルを取り入れることができます。
会員制のジムは高額だと考える人には各自治体で運営する施設で安価で利用することもできます。
それぞれが自分の状況に合わせた導入の仕方ができれば、環境に左右されない屋内トレーニングでのレベルアップが可能だと思います。
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